こんにちは。ビジョンボードアドバイザーのしほです。
2026年も半分が過ぎてしまいましたね。あなたも、1年の初めに目標を立てたかもしれません。その目標、今でも覚えていますか?叶っているものはあるでしょうか?
ビジョンボードは、アメリカや海外でもう定番と言っても過言ではない、自己実現のツールです。
まだ、日本での知名度はそれほど高くはないものの、起業家さんやメンタルトレーニングをされている方などの間ではよく知られています。
自分の理想に近い写真を1枚のボードに貼るだけなので、誰でも気軽に作ることができます。
でも実は、大きな落とし穴があるんです。
この記事では、私が実際にビジョンボードを見様見真似で作ってみて、失敗した実体験から分かったことをご紹介します。
記事の最後では、失敗しない大切なポイントもわかりやすくご紹介していますので、是非最後までじっくりお読みください。
ビジョンボードの正しい作り方とは?個人的に制作して失敗して感じたこと
ビジョンボードとは?

ビジョンボードは、自分の未来の理想を画像にして、1枚のボードに集めたもの。
日本ではビジョンマッピング、ビーイングマップ、宝地図、ドリームボードなどとも呼ばれています。
夢が叶うというと、ぼんやりしていてスピリチュアルや精神論の世界かな?と思われるかもしれませんが、脳科学や心理学に基づいた効果が証明されている自己実現ツールなんです。
ビジョンボードでなぜ夢が叶うのか?
ビジョンボードは、説明しだすとキリがないくらい効果が研究で実証されています。その中でも「ビジュアライゼーション」の力を使って脳に働きかけることが最も有名です。
人間の脳には、RASラスと呼ばれる毛様体不活系という情報のフィルター機能が備わっています。
1秒間に脳が拾う情報量は1100万ビットと言われていて、RASがたったの50ビットまで絞り込んだものを私たちは認識しています。つまり、残りの情報は、意識レベルに上がることすらなく捨てられているんです。
しかも、その「拾う」「捨てる」の優先順位づけは、私たちが意識することはできないのです。ぼんやり考えているようなこと、いつか叶ったらいいななんて思っている夢に関する情報は、ポイポイRASが捨てているんです。
そこで、ビジョンボードで夢を可視化し、脳に直接視覚情報として入力します。毎日それを見ることで、RASが夢に関する情報を集めるようになります。
その結果、行動することができるようになり、自分にもできる!というモチベーション維持に不可欠な「自己効力感」が高まりキープされます。
いつの間にかビジョンボードに載せた夢が叶っていた!というのは巷でよく聞かれることですが、不思議でもなんでもなくて、脳が夢に対して行動できるように再設計されたからだと言えるんです。
ビジョンボードは効果ない??私の実際の失敗例
初めて作ったビジョンボード

私が見様見真似で初めて作ったビジョンボードがこちら。ここ1年間の目標に近い写真をウェブ上で集めて、それを貼り付けたものです。
作った当初は、「世の中にこんなに楽しくて面白いものがあるんだ!!!」と衝撃を受けるくらい感動しました。自分が押さえ込んでいた感情や、自分が本当に好きだったこと、行きたかった場所。
頭の中でぼんやりと思っていたことを、視覚化することの素晴らしさと言ったら!製作中、ワクワクが凄過ぎてドーパミンが鼻から出るかと思うくらい。
ビジョンボードを作った後に感じた変化
ビジョンボードは作って終わりではなく、毎日目に入る場所に飾っておきます。
私の場合は、仕事部屋の壁のど真ん中に貼り付け、仕事を始める前に眺める様にしていました。
実際に、「スマホを新しいものにかえる」などずっと何ヶ月もできなかったことが、その二日後に叶いました。そんなことぐらい・・・と思いましたよね?でも、私自身のリアルな実感として「新しいスマホに変えるために必要な行動」が抵抗なくできる様になった。
脳の中でその行動を起こさせまいとするブレーキが、なくなった感じです。
1ヶ月経って感じた変化と気づいたこと
ビジョンボードを作って1ヶ月がたった頃、私はビジョンボードを見ることが少なくなって行きました。
自分でその理由を考えてみたところ、一つ分かったことがあります。
その答えは、ワクワクしなくなったということ。
実は、このビジョンボードを作る時、とても表面的な願望しか思いつかなかったということが大きな原因だと思います。
ブランドのバッグやアクセサリーが欲しい、宮古島に行きたい、犬を飼いたい・・・・
一見ワクワクする夢ですが、本当に私の心から望むことなのか、それとも一時的な消費欲なのか?深堀することもなく、ただただやりたいことリストを画像にしただけのビジョンボードになってしまったのだと思います。
脳科学・心理学に基づいてビジョンボードを作り直した結果

願望を深掘りしてビジョンボードを作り直し
2回目のビジョンボードは制作は、自分の本当の価値観に沿った願望を深堀することから始めました。
そもそも「価値観」って何?というくらい、自分の大切にしていることが分からなくなってしまった私は、様々な自己理解ワークを試してみました。
そして、自分の人生で大切にしたい価値観を知り、ようやく本当の願望にたどり着くことができました。これはなかなか一人でやるには大変な作業でした。
作り直してみて感じたこと
しっかりと人生で大切にしたい価値観がわかると、人生を幸せだと感じながら生きていくためのコンパスができます。それに沿った願望をビジョンボードに載せると、ビジョンボードを見るたびにじわっと心があたたかくなり、緩やかにやる気が出てくるのを感じます。
数ヶ月経って、すでに叶った夢がいくつかあります。それらは全て、自然と関係する情報が入ってきて、前向きな選択をすることができ、行動を起こすストレスが少なくなったのがわかりました。
今でも、このビジョンボードを見るとやる気が出てきますし、目にするたびに目標を思い出すのでブレません。
夢が叶うビジョンボードの作り方のポイント
ここまで読んでくださった方なら、もうお分かりかと思いますが、ビジョンボードを作る上で最も大切なのは、「自分の価値観」と「本当に望んでいる夢」を知ることです。
そこから見えてきた「なりたい自分」「行きたい場所」「やってみたいこと」などを書き出すことが大切。それを怠ると、ただの買い物リストになってしまいます。
せっかく時間をかけて作ったビジョンボードでも、見るのに飽きて机に仕舞い込んでしまっては本当にもったいないことです。
ビジョンボードの正しい作り方とは?個人的に制作して失敗して感じたこと【まとめ】
ビジョンボードは、YouTubeやSNSなどでやり方が載っているので簡単に作ることができます。しかし、「結局夢が叶わなかった」「意味がなかった」という声が聞かれるのには理由がありました。
きちんとあなたの内面を深堀し、内省して行かないと、とても表面的な願いの寄せ集めになってしまう可能性があります。
人が幸せだったと感じる人生を送るためには、価値観に沿った人生を自分が選んできたという感覚がとても重要だという研究結果があるんです。ぜひ、自己理解を深めた上でビジョンボードを作ってみてくださいね。