
初めまして。ビジョンボードアドバイザーの大塚しほです。
あなたにも、何年間も思い続けているのに叶っていない夢はありませんか?
例えば、「海外旅行に行きたい」「田舎で暮らしたい」「親孝行がしたい」「憧れの外車に乗りたい」など。
なぜ、夢はなかなか叶わないのでしょうか?
一方で、どんどん自分の欲しいもの、願望をすごいスピードで叶えていく人がいますね。
どうして私達の夢は叶わないのでしょうか?
驚くべきことにその答えは、「脳のフィルター機能によるブレーキ」でした。
今回は、その脳のフィルター機能を再設定し、夢を全自動で叶えていく方法「ビジョンボード」について徹底解説します!
ビジョンボードとは?効果と夢が叶う作り方をわかりやすく解説


ビジョンボード(VISIONBOARD)とは?
ビジョンボードとは、自分の夢や願望に近い写真を集めて、1枚のボードに貼って毎日眺めるだけで、願いが叶うというもの。海外特にアメリカや、日本ではコーチングの一つの方法として非常に人気のある自己実現メソッドです。
他にも、Dream Board(ドリームボード)、Being Map(ビーイングマップ)、Goal Board(ゴールボード)、Visualization Board(ビジュアライゼーションボード)などと呼ばれることもあります。日本では「宝地図」というオリジナルのビジョンボードも存在します。
ビジョンボードは主に、大谷翔平選手などスポーツ選手も活用するビジュアライゼーションの力を発揮します。後述しますが、脳科学や心理学の科学的根拠に基づき、有効な効果が立証されている方法なんです。
海外では効果が実証されており、有名司会者オプラ・ウィンフリー、俳優やジム・キャリーなど、大きな夢をビジョンボードによって叶えた有名人のエピソードはかなり沢山存在します。
日本では、経営者や起業家の間ではある程度認知されている方法ですが、一般の人にはまだまだ広まっていないのが現状です。
ビジョンボードは本当に願いが叶う?


「ビジョンボードって本当に効果あるの?」「引き寄せとかスピリチュアル?」そんな風に思われている方もいるかもしれません。写真を貼って理想を並べても、一瞬前向きな気持ちになるだけ。でも日常は変わらない。その体験があると、そう思ってしまうのも当然です。
ただ、本来のビジョンボードは“引き寄せで願いが叶う”というより、「自分がどこに向かいたいのかを明確にするための脳設計ツール」です。未来を飾るものではなく、人生の方向を可視化するもの。ここを誤解すると、ただのおしゃれなコラージュで終わってしまいます。
脳科学で紐解くビジョンボードで夢が叶う理由
脳のフィルター「RAS /ラス」という仕組み


人の脳にはRAS(ラス=網様体賦活系/もうようたいふかつけい)という働きがあります。これは簡単に言うと、「自分にとって重要な情報を優先的に拾うフィルター」です。
RASの役割は死なないための情報を集めること!
RASのフィルターは一体何のためにあるのか?実は、私たちの脳は、1秒間に信じられないほど膨大な情報を、五感を通じて読み取っています。
例えば、服を着ている感覚、椅子でお尻が押さえつけられている感覚、車の走る音、風の音。実はそのほとんどの情報が、RASによって優先順位が低いとタグづけされたものは意識レベルに上がる前に捨てられているのです。
たとえば「赤い車を買おうかな」と思った途端、赤い車がやたら目に入るようになることはありませんか?それまで見えていなかったわけではなく、脳が“重要”と判断したから情報として目に入るようになったんです。
情報は増えていません。変わったのは、あなたの脳のRASによる優先順位が挙げられたことで情報に気付くようになったということ。
RASは夢が叶うのを邪魔する?!
私たちの脳は、「変化を嫌い、現状を維持する」性質があることは脳科学の世界で有名な事実です。つまりRASも同じく、現状維持を最優先した順位づけをするのです。
「夢を叶えること」は、今の日常生活を変化させること。旅行に行ったり、引っ越したり、転職したり・・・すべて変化に繋がるため、脳では「生命維持が危険にさらされる可能性が高くなる」と判断されています。
あなたが、「いつか海外旅行に行きたい」と漠然と思っていても、RASはそれに関する情報を全部スルーしてしまいます。なぜなら、ボヤッとした具体性のない夢は明らかに脳にとって優先順位が低いから。
この記事の冒頭でお話した、なぜ私たちの夢は叶わないのか?その答えの一つがこれです。
逆に夢が実現する時というのは、その情報に情報に対してRASがタグづけをしていて、脳がどんどん情報やチャンスをキャッチできる様な状態にあります。
ビジョンボードは視覚を使ってRASの優先順位を上げる
そこで登場するのが、ビジョンボードです。
ビジョンボードは、自分がなりたい姿や夢の叶った未来を先に「視覚化」し見ることで、脳のRAS機能が夢を叶えることの優先順位を上げると言われています。
私たちの脳は、「視覚優位性」と言って、五感を使って得る情報量のうち80%が視覚からだと言われています。また、視覚からの情報は、RASに最も強い影響を与えることがわかっています。
ビジョンボードの科学的に実証された効果とは?





実は欧米では、数多くのビジョンボードの効果が研究により実証されています。RAS(ラス)への影響以外にも数えきれない位、科学的根拠があるんです!
- 【効果1】 「夢に関する情報」が集まる
- 【効果2】 脳が「夢と現実」を勘違いする
- 【効果3】 モチベーションが続く
効果1 脳が「夢に関する情報」を集めるようになる
前の章で触れた通り、ビジョンボードが夢を叶えると言われている、科学的に実証された理由の一つに「RAS」の活性化があげられます。
脳のRASの機能は、感情と視覚的な情報が合わさった時に活性化すると言われています。つまり、ビジョンボードをワクワクした気持ちで毎日目にすることにより、私たちの脳RASが「この情報は重要だから、集めなきゃ!」と言うふうに優先順位をあげます。
そうして、どんどんチャンスに気付く様になるんです。自分の中の優先順位が整理されやすくなり、選ぶものや断るものの基準が少しずつはっきりしてきます。
効果2 脳が「夢と現実」を勘違いする
脳は、脳内でリアルにイメージしたことと現実の区別がつきません。ハーバード大学の研究によると、手を動かさずイメージだけでピアノを練習しただけで、ピアノが上達したという研究結果があります。
つまり、脳は「実際に体験したこと」と、「リアルにイメージしたこと」を完全に区別できないことが科学的に実証され大きな話題となりました。
ビジョンボードによって視覚化されたリアルなイメージを毎日見続けることで、脳は「これは自分に関係があることだからそのための行動をとる準備をしよう」と認識し始めます。
こうしてビジョンボードによって脳が現実だと信じた(騙された)未来が、現実化されていくと言われています。
効果3 自己効力感を高めモチベーションが続く
ビジョンボードは、「自己効力感」を高める効果が実証されています。
自己効力感とは、物事に対して「自分にもできる」と感じられる感覚のこと。何か目標があった時に、自分にできるはずがないと思っていればモチベーションは続きません。
ビジョンボードを毎日見ることで、この自己効力感が高まり、モチベーションが維持されることが実証されています。夢を叶えるためには、行動が必要。継続の先に、夢は叶うのですから。
何かを習慣化したいのにできない!!という悩みを持っている人にも、このビジョンボードがとても役に立ちます。
大きな成果というのは、小さな毎日の積み重ねなので、この自己効力感が続くと言うのが想像以上に大切になってくるんです。
ビジョンボードの夢が叶う作り方


用意するもの
- A3以上の画用紙
- チラシ・雑誌の切り抜きなど
- インターネットなどの画像
- ハサミ、のり
- フレーム(ダイソーなど)
デジタルデバイス(タブレット・パソコン・スマホ)で簡単に作る方法もありますが、今回はアナログでの作成方法をご紹介します。
SNSでよく見かけるデジタルデバイスで作成したビジョンボードは、脳が情報をキャッチできず流れてしまいやすくなります。より夢を叶える確率を上げたい方や、ADHDや気が散りやすい特性をお持ちの方には特に、アナログで五感を使って作成するのが非常におすすめです。
ビジョンボードの作り方3ステップ
- やりたいことリストを作る
- 夢を超具体化する
- 夢に近い画像を探す(雑誌、ネット検索)
- ボードに貼る
ステップ1 人生でやりたいことリストを書き出す
まず、人生でやりたいこと、なりたい自分を書き出します。
- 行きたい場所
- 会いたい人
- なりたい自分
- 仕事
- 人間関係
- やってあげたいこと など
上の項目を参考に、ひたすら書き出します。自分にできるかな?とか、お金がないから・・とか制限はつけずに思いつくことをひたすら大量に書き出すのが大切です。
書き出したリストを元に、優先順位をつけて絞っていきます。
A3サイズのビジョンボードだと、夢は10個以内がベストです。私のビジョンボード講座では、3年以内に叶えたいこと5つから7つに絞ってもらいます。
人生全体の夢でもいいですし、この1年で叶えたいことなど期間を絞るとより解像度が上がり、叶ったかどうかの実感が得られます。
ステップ2 夢を超具体化する
10個以内に絞ったら、その夢を超具体化します。ぼんやりしていた夢が、一気に鮮明になるワークは受講生さんが一番興奮する瞬間でもあります。
日付や場所、気分までとにかく具体的に書くといいでしょう。
ステップ3 心に引っかかる夢に近い画像を探す
雑誌やネット検索で、具体化した夢に近い画像を探しましょう。プリントアウトして貼っていきます。やる気が出る様な言葉や名言があれば切り抜いたりプリントアウトしてみましょう。
ステップ4 ボードに貼り付ける
切り抜きやプリントアウトした画像を、思いのままにボードに貼っていきます。カテゴリーで集めたりしてわかりやすく。真ん中にご自身のお気に入りの写真を貼れば、より自分ごととして脳が捉える様になります。
ビジョンボードは効果がない?作り方の失敗例


ビジョンボードが効果がないと感じる理由
「前に自分で作ったけれど何も変わらなかった」と話される受講生さんがよくいらっしゃいます。
お話を伺っていると、その背景には、誰かの理想をそのまま並べていた、本音が言葉になっていなかった、未来が抽象的すぎた、といった要素があることが少なくありません。
脳は“本当に重要だと感じていること”にしか強く反応しません。だからこそ、見た目の華やかさよりも、自分の内側との一致が大切になります。
でも私たちは、どうしても固定観念というものに縛られていて、本当の深層意識の中に眠る願望を知ることが難しいんです。「母親らしくいないといけない」「人にどう思われるか」「足並みを乱してはいけない」など、願望に向き合おうとすると必ずブレーキがかかります。
それを自分で外すことは、とても難しく時間がかかります。だからこそ、ビジョンボードアドバイザーとの対話を通して、本当に大切にしたい価値観に沿った願望の深堀りをすることが大切なんです。
見様見真似で自分でビジョンボードを作っても、表面的な願いばかりになってしまって、結局見るのをやめてしまったという声が多い理由はそこにあります。
ビジョンボードの失敗例


このビジョンボードは、ビジョンボードアドバイザーになる前に、私が初めて作成したものです。結論から言うと、これは失敗だと感じています。
「夢に近い画像を貼り付けただけ」で、とても表面的な願いを貼り付けただけに過ぎなかったんです。新しいiphoneが欲しい、沖縄に行きたい・・・・確かに私にとってやりたいこと。でも、ビジョンボードの真髄はそんな表面の思いを叶えるだけに使うにはもったいないのです。あまりにも、人の行動力に劇的な変化をもたらすのですから。
このビジョンボードは、見ていてもすぐにワクワクしなくなってしまいました。
それなら、一体どうすれば良いのでしょうか??
ビジョンボードを正しく作るためには、「本当の願望」を知ることが必須!
現在、SNSなどで見かけるビジョンボードのほとんどが、「ただのおしゃれなコラージュ」になってしまっています。それはそれで楽しいのですが、せっかく作るのなら、脳科学・心理学に基づいて効果が実証されている方法で作るのがベスト。
なぜなら、ビジョンボードを正しく作って日常生活に取り入れることで、本当に夢がかなう確率が確実に上がっていくからです!!
起こせなかった行動を起こし、情報を常にキャッチし、モチベーションを維持できる様になることで、着実に夢の実現に近づいていくんです。
ただ、自分の本当の願望を知ることって、実は簡単ではないんです。
私の講座でお伝えしていること


この写真は、実際にビジョンボード講座での「願望掘り出しワーク」の様子です。
私のビジョンボード講座では、いきなり写真を選ぶことはしていません。
まず、アドバイザーとの対話を通して、モヤモヤの正体を整理し、「本当はどうしたいのか」を言葉にするところから始めます。そして未来をできるだけ超具体的な状態に落とし込み、そのうえで視覚化していきます。
目的は夢を大きく見せることではなく、自分の人生の方向をはっきりさせること。方向が見えると、日常の選択に迷いにくくなります。
「このままでいいのかな」と感じているなら、それはまだ自分の未来をあきらめていない証拠かもしれません。ビジョンボードは魔法ではありませんが、自分の内側を整理するひとつの方法です。
いきなり人生を変えなくていい。まずは、向かう方向をはっきりさせる時間を持つことから。そのきっかけとして、講座がお役に立てる場になれば嬉しく思います。




